- ノートパソコンで動画編集するなら?
- CPU・GPU・メモリの選び方とポイントは?
YouTube向けの動画コンテンツを作成するために、あなたはノートパソコンでの動画編集を考えているのではないでしょうか?
ノートパソコン・デスクトップパソコンによって、CPU・GPU・メモリの選び方において注意点があるので簡単にまとめてお伝えしていきますね。
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それでは早速、本題に移っていきましょう。
ノートパソコンで動画編集するなら?

動画編集向けのノートパソコンでも、スペックだけで判断すると後悔することになるかもしれません。
有料・無料問わず動画編集ソフトにより簡単に動画編集できますが、アプリ・ソフトウェアを動かすには相応のスペックを持ったパソコンが必要です。
また今回テーマとしているノートパソコン選びにあたっては、たくさんの機種の中からどれを選んだらいいのか迷ってしまいます。
特に初心者はメーカ-の出しているスペックの高いものを選びがちですが、あとあと無用の長物ならまだしも、手に負えない代物になる恐れもあります。
そこで、動画編集を主体的に考えたときに選ぶノートパソコンはどれか、その必須スペックと注意点をご紹介していきます。
CPUの選び方(YouTubeの動画編集)
CPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)はパソコン性能を左右する重要な部品です。
Windowsや、iOSなどのオペレーティングシステムや各種アプリケーションの動作を制御し、パソコンが快適に動くように働きます。
CPUのスペックを表すのは「クロック周波数」、「コアの数」と、「スレッドの数値」です。
クロック周波数とは?
CPUがパソコンを制御する一定時間あたりのテンポ数であり、クロック周波数が多ければ多いほど動作が快適になります。
コア数とは?
パソコンを制御するところでヒトの脳に例えられます。
1人より2人、2人より4人と複数の人で役割り分担して仕事すれば早く片付くように、コア数が多くなればなるほど、パソコンの動作が快適になります。
ただし、狭い所に多く人が集まると熱苦しくなると同じで、コア数が多くなれば発熱量も増えますのでその対策がされているかをチェックしましょう。
熱の影響でCPUの能力が発揮できない事態となれば、せっかくの高性能CPUも無駄になってしまいます。
スレッドとは?
1つのコアが担当できる仕事量のことであり、この数も大きければ大きいほど担当できる仕事量が増えます。
例えば複数のアプリケーションで作業させる、いわゆるマルチタスクが快適に行なえます。
GPUの選び方(YouTubeの動画編集)

GPU(Graphics Processing Unit画像処理装置)は、パソコンで映像を快適に処理するための部品です。
後述するメモリへの負担を減らすためGPUを置き、ディスプレイへの映像出力などの処理を行なわせています。
グラフィック処理で占有されるメモリ容量が減り、処理操作が快適に行なえます。
GPUにはCPUに内蔵されているものと、CPUとは別に置かれているものがあります。
CPUに内蔵されているものはパッケージにもよりますが容量が限られ、グラフィック処理能力も抑えられることになります。
CPUとは別に置かれているものは、CPUのパッケージサイズに拘らず大容量化できグラフィック処理がより快適に行なえます。
NVIDIA社「GeForce」が有名
名の通っているGPU製品のひとつとしてNVIDIA社「GeForce」があります。
動画処理アプリケーションの多くは、このNVIDIA社「GeForce」での動作を保障しています。
動画編集を主に作業するためのノートパソコンとしては「GeForce」がついているものを選ぶのがおススメです。
メモリ容量の選び方(YouTubeの動画編集)
メモリは、パソコンで処理するデータを一時的に憶えておく(仮置きする)部分、記憶装置の一つです。
メモリ容量が大きいほど多くの処理データを仮置きしておくことができ、動画編集作業も快適に行えます。
アプリケーションにもよりますが、動画編集には少なくとも8GBのメモリは必要となっています。
もし3D動画や複数のソフトウェアを起動しながら動画編集したい場合には、16GBや32GBあるいはそれ以上あるものをおススメします。
重要.機種によっては、購入後のメモリ容量増設に対応していないもの(MacBookシリーズなど)が存在します。
その他(ノートパソコンを選ぶポイント)

ストレージ容量
ストレージは、補助記憶装置のひとつでデータを保管するための部品です。
メモリがデータの仮置き場とすれば、ストレージはデータの長期的な保存、書庫や倉庫ですね。
ストレージの代表的なものは、ハードディスクドライブ(HDD)があります。
HDDは高速で回転する磁気ディスクにデータを記録する方式ですが、データの入出力速度が遅く、また機械的構造が衝撃に弱いという欠点があります。
近年、HDDの欠点を補う半導体メモリを応用したソリッドステートドライブ(SSD)が開発されました。
SSDだと機械的構造がないので衝撃に強く、データの入出力速度も早く、さらに音も静かです。
しかし、HDDと比べ容量当たりの単価が高価なところが欠点です。
また短時間にデータを頻繁に入出力する使い方では、「書き換え寿命」を起こす場合があります。
画面サイズと解像度
ディスプレイの画面サイズは、動画編集を快適にするポイントのひとつです。
快適に作業するためには少なくとも15インチは必要です。
大画面ディスプレイを外付けするという選択肢もあります。
ただし、ノートパソコンならではの作業環境を選ばない特徴を生かすのであれば、単体でも快適な作業ができる画面サイズを選択しましょう。
また画面の解像度も忘れてはいけません。
最近の4K動画を編集する場合には、2160pディスプレイ(3840×2160)も選択要件に加えましょう。
高精細表示に対応したディスプレイは、単に画質がきれいなだけではなく動画の輪郭や文字がくっきり表示され、長時間におよぶ編集作業でも目の疲れが少なくおススメです。
動画編集にオススメなノートパソコン

アップル(Apple) MacBook Pro
15インチ 2019 MV902J/A
- CPU: Core i7/2.6GHz/6コア/スレッド12
- GPU: AMD Radeon Pro 555Ⅹ
- メモリ: 16GB (オンボード)
- 重量:1.83 kg
プロ、アマ問わず動画編集において絶大な人気を誇る高性能ノートパソコン、MacBook Proの15インチモデルです。
AppleのmacOSはWindowsとは操作時の作法が若干異なり、慣れるまで少し時間がかかりますがストレスは余り感じません。
また入力中の誤タッチも回避してくれる広々とした感圧タッチトラックパッドや、従来のファンクションキーの代わりに、長押し・フリック・スライドなどのジェスチャーで直感的に操作できる「Touch Bar」を搭載していますので慣れてくると快適に動画編集できます。
第9世代2.6GHz 6コアIntel Core i7プロセッサーと256GB SSDを、GPUにはRadeon Pro 555X(4GB)を搭載しています。
フルHDよりも高解像で明るいLEDバックライトと高いコントラスト比を備える「Retinaディスプレイ(2880×1800)」は、長時間の動画編集でも目が疲れにくいのも特徴です。
難点は、やはりCPUの発熱対策が不十分で、特に重い作業をしなくても熱くなるのでマルチタスクをかける時は注意が必要です。
アップル(Apple) MacBook Pro
15インチ 2018 MR942J/A
- CPU: Core i7/2.6GHz/6コア/スレッド12
- GPU: Radeon Pro 560X(4GB GDDR5メモリとグラフィックス自動切替機能を搭載)
- メモリ: 16GB (オンボード)
- 重量:1.83 kg
2018年に発売されたMacBook Pro 15インチモデルです。
第8世代Core i7 2.6GHzプセッサ、512GBのSSDと、Retina1800pディスプレイ搭載されています。
従来の機種と比較してメモリ・GPUなどを含め各性能が飛躍的に向上しているのでレベルの高い動画編集も快適です。
またT2チップがコントロールするSSDが超高速で、HEVCエンコードも速く快適です。
カスタマイズで32GBの大容量メモリを搭載でき、4Kなどの動画編集も快適に行なえます。
GPUも大きく進化。iMac Proに使われているものと同じ性能を持つ「Radeon Pro Vega」への変更も可能です。
従来の機種と比較して約1.6倍速いグラフィック性能を持っています。
また、Thunderbolt 3ポートも両側で最大40Gbpsの高速通信が可能になり、周辺機器の性能をより高く引き出せるようになっています。
キーボードタッチ音は、前年モデルより静かになっています。低音から高音までよく出るスピーカーは、音量も十分あり好評価です。
ヒューレット・パッカード(HP) Spectre
x360 15 5KX18PA-AAAC
- CPU: Core i7/2.2GHz/6コア/スレッド12
- GPU: NVIDIA GeForce GTX 1050Ti
- メモリ: 16GB (オンボード)
- 重量:2.17kg
角張ったスタイリッシュなデザインと、コストパフォーマンスに優れている人気の高い機種です。
第8世代のIntel Core i7-8750Hプロセッサ、16GBメモリ、GeForce GTX 1050Tiを搭載、M.2 SSDの1TBストレージなどにより高度な動画編集も快適です。
180°回転するヒンジ部でラップトップあるいはタブレットモードなど、利用シーンに応じて本体を5つのモードに変更可能です。
テンキー付きのキーボードが横幅一杯に配置されていて、タイピングに不満を感じずタッチパッドも大型で使いやすいと好評です。
オプション品の、編集作業やプレゼンテーションに重宝する「Spectreアクティブペン」にも対応しています。
冷却ファンとラジエーターが2基ずつ搭載され排熱の効率が良く、長時間の動画編集でもパソコンのパフォーマンス低下を招くことなく作業ができます。
デル(Dell) XPS 15 プラチナ9575
- CPU: Core i7/3.1GHz/4コア/スレッド8
- GPU: AMD Radeon RX Vega M
- メモリ: 16GB (オンボード)
- 重量:1.98kg
15.6インチ 4K Ultra HD (3840 x 2160) IPSディスプレイを搭載したDellの2in-1Windowsノートパソコンです。
液晶表示は非常に綺麗で精細感が高く、黒もしっかり表現できます。
第8世代のCore i7-8705GプロセッサとAMDの Radeon RX Vega Mで究極の処理能力を発揮します。
また液晶を360度回転させて、4つのスタイルで利用できる2-in-1ノートです。
薄型で柔らかい素材GORE™ Thermal Insulationをパソコン内部の随所に使用されています。
薄型のデュアルファン、超薄型のヒートパイプ3本による冷却、さらにグラファイト製のヒートスプレッダーにより放熱性を高めています。
さらに人体に触れる部分をGORE™ Thermal Insulationで遮断することで、可能な限りの薄型形状でもパフォーマンス良く快適に作業をすることができます。
Dellプレミアム アクティブペンが標準で同梱され、イラストを描いたり手書きメモを残したりするときに便利です。
レノボ(Lenovo) ThinkPad P1
スタンダード(GEN2)
- CPU: Core i7/2.6GHz/6コア/スレッド12
- GPU: NVIDIA Quadro T1000 (4GB GDDR5)
- メモリ: 16GB
- 重量:約1.7kg
ThinkPad P1(GEN2)はカスタマイズすることで高度な動画編集にも対応できるため、プロ、アマ問わずクリエイターに高い人気があります。
CPUは第9世代のIntel Core i7-9750Hを搭載。メモリは16GB、ストレージは256GBのSSDを標準搭載しています。
いずれもカスタマイズ可能(CPUはi7-9850に、メモリは最大64GB、ストレージは最大4TB)です。
また15.6型ディスプレイは初期状態ではフルHD解像度ですが、4K(3840×2160)を選択可能です。
独立型GPUにプロクリエイター向けに開発されたNVIDIA社の「Quadro T1000(4GB GDDR5)」を採用(T2000も選択可)しています。
強力なグラフィックスとCPUによるハイパフォーマンスを気軽に持ち運ぶことができ、ビジネスモバイルPCと同じ感覚で利用できます。
マウスコンピューター(mouse)
DAIV-NG5820M1-M2SS
- CPU: Core i7/2.6GHz/6コア/スレッド12
- GPU: GeForce RTX™ 2060
- メモリ: 32GB
- 重量:2.4 kg
高負荷のかかる動画処理にも対応しモバイルハイエンドな15インチクラスWindowsノートパソコンです。
「DAIV」はプロ仕様の高性能パソコンシリーズで、高いグラフィック性能を持ち高度な動画編集も快適にこなせます。
B4相当の小さなボディに15.6型の4K UHD(3840×2160)ディスプレイを搭載されています。
広い階調表現で深い黒や滑らかなグラデーションを再現できます。またDCI-P3比100%の色域とWindows 10のHDR表示に対応しています。
CPUは第9世代のIntel Core i7-9750Hを搭載し、独立型GPU「GeForce RTX 2060」と組み合わせれば、4K動画やVR動画の制作でも快適に作業を進められます。
メモリは32GB で、さらに512GBのM.2 SSDを2基搭載しているので、あらゆる作業もストレスなく快適に行えます。
本体重量はやや重めの約2.4kgですが、小型のため持ち運びもできます。お気に入りの場所で動画編集作業を行ないたい方におススメです。
マウスコンピューター(mouse)
DAIV-NG5810U1 -M2SS
- CPU: Core i7/2.6GHz/6コア/スレッド12
- GPU: GeForce RTX™ 2060
- メモリ: 32GB
- 重量:2.4 kg
DAIV-NG5820M1の下位版と位置付け、ディスプレイを2K フルHD(1920×1080)とし、ストレージもM.2 SSD 256GBを2基搭載としたモデルです。
高性能グラフィックス「GeForce RTX 2060」を搭載しノートパソコンながらVRや4K UHDの映像制作など、高負荷のかかる作業にも対応できます。
またThunderbolt 3を搭載しており、4K UHDの映像素材などの大容量データも高速に転送することができます。
メモリ容量も32GBと高画素機種のRAWデータや4K解像度の動画データを扱う面でも安心感があります。
RTX2060はリアルタイムレイトレーシングに対応した、主にゲームなどでよりリアルな描写を楽しめるグラフィックとして注目が集まっています。
マウスコンピューター(mouse)
m-Book K700XN-M2SH2
- CPU: Core i7/2.6GHz/6コア/スレッド12
- GPU: GeForce MX250
- メモリ: 32GB
- 重量:2.1 kg
新世代のCPUとGPUによって「やりたい」が「できる」に変わる、ミドルハイクラスの15.6型Windowsノートパソコンです。
高負荷の動画編集にも対応できる性能を有しているので、これから本格的に動画の制作を始めたい方にもおすすめです。
CPUには第9世代のIntel Core i7-9750H(6コア/12スレッド)を搭載。デスクトップパソコン並みの処理性能を持っています。
マルチタスクはもちろん、動画のエンコードなど高負荷のかかる作業もストレスなくこなせます。
独立型GPUとしては新開発の「GeForce MX 250」を採用しています。
グラフィックス性能も約6%向上、 総合的なシステム処理性能が向上することで、グラフィックス機能を利用したゲームやアプリケーションの演算処理など高い処理性能を活用して動画編集もより快適に作業できます。
15.6型のフルHDディスプレイはノングレアタイプ。画面の表面反射が抑えられています。
動画編集時に集中できるのはもちろん、完成した動画コンテンツの鑑賞も高精細かつ濃厚な色合いで楽しめます。
ストレージはM.2 SSD 512GBと1TBのHDDを併用。メモリは32GBを標準搭載しています。
マウスコンピューター(mouse)
m-Book F576SD-M2SH2
- CPU: Core i7/1.8GHz/4コア/スレッド8
- GPU: インテル® UHD グラフィックス 620
- メモリ: 8GB(カスタマイズで32GB)
- 重量:約 2.2kg
高性能CPUと光学ドライブを備えたミドルクラスの15.6型Windowsノートパソコンです。
このモデルも性能に対し比較的にリーズナブルで、動画編集向けにコスパの高いノートパソコンを探している方におススメです。
CPUには第8世代のIntel Core i7-8550U(4コア/8スレッド)を搭載されており、負荷の高い作業時にはCPUが加速する「Turbo boost」により快適に作業できます。
ストレージには256GBのSSDと1TBのHDDを採用。
OSやアプリはSSDで高速稼働しつつ、HDDで完成した動画ファイルなどを大量に保存可能です。
空き容量を気にすることなく、長期間に渡ってストレスのない動画編集が楽しめます。
DVDスーパーマルチドライブを内蔵するのもポイント。
周辺機器を追加することなく、編集した動画のDVDを手軽に作成できます。
なお、光学ドライブはカスタマイズでブルーレイドライブに変更も可能です。
ということで、今回はYouTubeの動画編集向けなノートパソコンの選び方についてご紹介していきました。
CPU・GPU・メモリなど選ぶ際のポイントは数多くありますが、もし迷われているなら上記のモデルを選択されれば間違いありません!
こちらでは、YouTubeアフィリエイト初心者に向けた記事をまとめています。
>>【YouTubeアフィリエイトの初心者】チャンネル開設から動画投稿までの3ステップ
これからもTwitterやYouTubeでも、YouTube新機能などを含めた最新のYouTubeノウハウを実践しつつ解説していきますので、ぜひフォローお願い致します。