YouTubeチャンネルから安定的に収益を上げたいなら、最終的には特化系YouTubeチャンネルを複数運営する形がベストです。
ただ、いきなり長期的な目標を持って黙々作業することが難しいですから、YouTube初心者の方であればトレンド系YouTubeチャンネルから始めてみるのもアリです。
トレンド系YouTubeチャンネルだとネタ選定・動画作成の作業から抜け出せませんが、上手くいけば1チャンネルで月間100万円以上の収益を上げることも可能です。
>>【トレンド系YouTubeチャンネル】リサーチのコツ&運営するポイント&注意点
将来的にはチャンネル運営にかける時間を減らして自由なライフスタイルを実現させたい!という方は、今回の記事を読んで特化チャンネルの考え方も知っておきましょう。
こんにちは。アツシ@YouTube専門家です。
この記事を書いている2019年10月18日(金)の時点では、チャンネル運営状況は以下の通りとなっています。
- 非公開チャンネルA(収益化済み):22300人
- YouTube専門家(収益化済み):7890人
- 非公開チャンネルB(収益化済み):2120人
- 非公開チャンネルC(収益化済み):1620人
- 非公開チャンネルD(収益化済み):1220人

Twitterでは1ヶ月で1万人登録を達成するまでに実践したノウハウ、1チャンネルで月収100万円以上を達成させた記事ネタの選び方などを発信中です。
ぜひお気軽にリプやDMで絡んでもらえると嬉しいです。YouTube運営に関する質問に関してもTwitterやLINEでお気軽にご相談ください!
それでは早速、本題に移っていきましょう。
特化系YouTubeチャンネルとは?

特化系YouTubeチャンネルというのは、ある特定のテーマ・ジャンルに絞って動画コンテンツを投稿していくチャンネルになります。
たとえば、人気な動画ジャンルとしては以下のようなものも挙げられます。
- 感動する系
- 怖い話
- ドッキリ系
- ペット動画 など
特定の目的・需要に特化しているため、チャンネル登録者の伸び率がトレンド系チャンネルと比較して圧倒的に高い傾向にあります。
なぜなら、「怖い話の朗読ならこのチャンネル!」といったように、視聴者に対してチャンネルが提供できる価値を示しやすいからですね。
また、トレンドネタのように検索需要が上がり下がりしにくいですから、アクセスも安定して伸びやすく資産性の高いYouTube収益を上げられやすいメリットもあります。
たとえば、「怖い話」「一般人ドッキリ企画」などの動画コンテンツは、定期的に視聴したいと感じる視聴者が多いですよね。
ですから、チャンネル登録者・動画本数が増えて軌道に乗ってしまえば、多少は投稿ペースを減らしても日給1万円以上を安定化させることも十分に可能です。
さらに、常に再生され続ける動画コンテンツが増え続けることによって、トレンド系チャンネルよりも大きな収益を上げられるようになりやすいです。
それでは続いて、実際に特化系YouTubeチャンネルにはどんなものがあるのか?どんな編集スタイルなのか?をご紹介していきます。
YouTubeリサーチ(特化系)

特化系チャンネルの動画コンテンツはは時期によらずに、一定の検索需要が長期間に渡って維持される傾向にあります。
ですから、トレンド系チャンネルのようにスピード勝負で低品質な動画コンテンツをバンバン投稿するよりも、1本1本丁寧に作っていくスタイルが主流です。
タイトル・編集スタイル・コンテンツ構成を分析
それでは、実際に特化系チャンネルをいくつかご紹介していきます。
まずはセクシーなお姉さんが筋トレ・ダイエット・ストレッチを解説している「みのトレ」というチャンネル。
タイトルを見てみても特にトレンド要素のあるキーワードが入っていないことがお分かりいただけると思います。
その一方で、常に一定数は検索される「腹筋・腹筋を割りたい・腹筋トレーニング」といったキーワードを含めることで、長期的に再生され続けるタイトルになっています。
編集スタイルもテレビ番組と遜色ないような形になっていますし、話も上手なグラビアアイドルの方が出演されていてクオリティが非常に高いです。
続いては、韓流アイドルが美容ノウハウを紹介している「ヒョク」というチャンネルを見てみましょう。
鼻の毛穴が開いて黒いぶつぶつができてしまった状態を「ブラックヘッド」と言うのですが、これに困っている方は時期によらず一定数存在するわけです。
だからこそ、こちらの動画タイトルにも「ブラックヘッド 治し方」といった定期的に検索されるキーワードが盛り込まれています。
また、実際にブラックヘッドを改善するケアを分かりやすく実践しており、動画撮影・編集にはかなり手間がかかっているはずです。
このように、特化系チャンネルの動画コンテンツは数年単位で再生され続けることを想定しているので、クオリティが非常に高い傾向にあります。
また、「顔出しせずにYouTubeで稼ぎたい!」と考えているかと思うので、顔出し無しの特化系チャンネルもご紹介します。
一つ目は、自己啓発をテーマに動画コンテンツを投稿している「モチベーション紳士」です。
聞き取りやすい肉声ナレーションで解説しつつ、内容を分かりやすく図解して説明している動画コンテンツになります。
名著の内容を数分で分かりやすく解説するとなると、本の読み込み・図解化・ナレーション原稿の作成など、かなり手間がかかっているはずです。
ですが、一度動画コンテンツを作成すれば、長期的に再生され続けるという前提があるからこそ、しっかりクオリティの高いコンテンツを仕上げているわけです。
続いては、興味が沸いてついつい知りたくなってしまう都市伝説・神話などのミステリーを紹介している「世界ミステリーch」です。
こちらは動画編集スタイルではなくYouTuberにも近いスタイルですが、被り物をしているので「顔出し無し」のジャンルとして紹介させていただきました。
「世界ミステリーch」では、都市伝説・神話といった大雑把なくくりではありますが「ミステリー」をテーマに動画投稿されています。
動画テーマに関連する画像・動画をうまく編集して盛り込むことで、視覚的にも視聴者が楽しめるコンテンツになっています。
同じキーワードで検索してネタ元を見つける
さて、ここまで特化系チャンネルをいくつかご紹介してきましたが、興味のあるジャンル・チャンネルを見つけたらネタ元を探してみましょう。
今ならGoogle検索するだけで、美容・筋トレ・自己啓発・都市伝説などに関するブログなどはたくさん見つかるはずです。
動画タイトルで使われているキーワードをGoogle検索しながら、「このYouTubeクリエイターはどういったブログ・サイトを参考にしているのかな?」という視点で考えてみましょう。
また、特化系YouTubeチャンネルのネタに困らないように、200〜300本分の動画ネタは十分に集められそうか?もチェックしておきましょう。
続いては、興味のある動画ジャンルを見つけた際に、あなたでも稼げそうなジャンルかどうかを判断するポイントを解説していきます。
参入すべきジャンルの判断基準

複数のチャンネルが伸びているジャンルか?
同一ジャンル内で人気チャンネルが複数あるかどうか?が非常にポイントになります。
たとえば、数万単位の登録者数を抱える大規模チャンネルが5・6個でも簡単に見つかるなら、かなり需要の高いジャンルだと判断できます。
その一方で、チャンネルがいくつか見つかっているけど、1番伸びているチャンネルでもせいぜい1万人登録者前後という場合には十分な需要がないジャンルかもしれません。
後発チャンネルとして運営していく場合には、そのジャンルの最大手チャンネルに追いつくことは基本的にできません。
ですから、ジャンル内の最大手チャンネルのパフォーマンスが「そのジャンルにおける限界値」だと考えておけば間違い無いです。
リアルタイムで需要があるか?
YouTubeアフィリエイトの歴史も長いですから、一昔前に流行っていた動画ネタ・ジャンルなどもあります。
たとえば、以下のような動画ジャンルですね。
- 健康雑学
- 老後の生活
- LINEのやり取り
- 2ちゃんねる転載
- 著名人の名言 など
こうした動画ジャンルは一昔前に流行っていて、主にテキストスクロール動画などで1本15本ほどの手間で量産されていた時期がありました。
ただし、現在はYouTube場での転載などによる著作権侵害への対応が厳格化したことや、動画コンテンツの飽和によって再生回数・登録者が伸びにくくなっています。
しかし、こうした一昔前に流行っていた動画コンテンツでも、累計の再生回数は非常に大きくなりますから、一見すると今でも人気な動画なのでは?と勘違いしてしまいます。
動画ジャンルを選定する際には、単純に動画コンテンツの再生回数を見るのではなく、動画が投稿された時期はいつ頃か?を合わせて確認しましょう
自分が再現できる内容か判断
どれだけ人気なチャンネル・ジャンルを見つけられても、あなたが再現できなければ意味がありません。
「みのトレ」のような筋トレ系チャンネルをやろうと思うのなら、出演されているグラビアアイドル並みにセクシーさがあるか?を客観的に考えなければなりません。
また、「モチベーション紳士」のような自己啓発系の動画ジャンルに参入したいのなら、パワーポイントなどを使って分かりやすく図解できるスキルが必要です。
また、一昔前に流行っていた「テキストスクロール動画」や「動画素材を切りはりするだけの動画」では、現在のYouTubeユーザーは満足できなくなってきています。
ですから、自分が真似できそうなYouTubeチャンネル・ジャンルを見つけたら、動画を作りながらスキルを磨いていって、さらに高度な動画スタイルを追求する姿勢が必須です。
続いては、特化系YouTubeチャンネルを運営していく際の心がけについてお伝えしていきます。
チャンネル運営のポイント(特化系)

ジャンル内の色々なテーマ>さらに特化
まず取り組んでいくジャンルを大まかに決めたら、その中でも細分化すると細かいジャンルが見つかってくると思います。
たとえば、「世界ミステリーch」であれば「都市伝説・怖い話・神話」など細かく考えると3つくらいのジャンルに分かれています。
ですから、まずは大まかに決めたジャンル内で様々な細かいテーマについて動画コンテンツを作るようにしましょう。
そうすると、細かいジャンルの中でも特に再生回数・登録者が伸びやすいジャンルが見つかるはずです。
こうしたデータが蓄積されてきたら、さらに反応の良いテーマ・動画コンテンツの作り方を研究・改善していきましょう。
ライバルのクオリティを常に超えていく
常に取り組んでいるジャンルでの関連チャンネルのリサーチを心がけましょう。
数年前の人気チャンネルと比較するとお分かりいただけますが、確実にYouTubeコンテンツに求められる基準は上がってきています。
数年前まではAIナレーション(機械音声)でも人気チャンネルを作れましたが、特化系チャンネルだとAIナレーション(機械音声)の動画だと徐々に再生されなくなってきています。
2019年時点で2年ほど運営されている「BRIGHT SIDE」という大規模チャンネルがありますが、2年前と今現在では動画クオリティが格段にレベルアップしています。
2年前の動画
2019年時点での動画
ここまで一気に動画クオリティが上がることはないですが、3ヶ月単位くらいのペースで徐々に評価される動画コンテンツの基準は上がり続けています。
ですから、人気チャンネルを作れたとしても、いつまでも同じ編集スタイルで投稿しているとチャンネルパフォーマンスは確実に下がることになるでしょう。
長期的な目線でチャンネル運営する
投稿本数がある程度たまってくれば徐々に再生水準が向上してきますが、投稿本数が数本程度ではアクセスはほぼ集まらないと覚悟しておきましょう。
ブログほど特定の単一メディアにアクセスを総取りされるようなことはないですが、YouTube上でも定番ネタに関しては数多くの動画コンテンツが作られています。
また、YouTube上での検索需要は年々高まっていますが、動画コンテンツがそれを上回るペースで増え続けています。
ですから、少しずつチャンネル登録者を増やしていって、新規動画を公開したら必ず視聴してくれるファンを増やすことで再生水準を高めていく長期的な目線が必要です。
YouTube収益でチャンネル運営を外注化させる
特化系YouTubeチャンネルはトレンド系YouTubeチャンネルほどスピード感が必要ないですから、収益が発生してきたら運営を外注化することも簡単です。
チャンネル運営を任せてしまえば、それだけ自由な時間を確保できるし、空いた時間で他のチャンネルを立ち上げることもできる。
自分の場合は、新規チャンネルが収益化した段階でチャンネル運営はスタッフに完全に任せるようにしています。
動画コンテンツの基準は上がり続けていますから、自分は最新情報をチェックしつつ次なる編集スタイル・人気ジャンルのリサーチに時間をかけています。
それでは最後に、特化系YouTubeチャンネルを運営する際の注意点をお伝えしていきます。
特化系YouTubeの注意点

チャンネル初期はアクセスが集まりにくい
どれだけ伸びているジャンルで狙いが良かったとしても、動画本数が少なかったり動画投稿を止めてしまうとチャンネルは伸びにくくなってしまいます。
まず特化系YouTubeチャンネルを始めたいのであれば、少なくとも1チャンネルあたり100本の動画は投稿する覚悟を持ちましょう。
50本目の動画でチャンネルが収益化するかもしれませんし、十分に稼げるようになるには200本の動画ストックが必要になるかもしれません。
もし、ここまでの覚悟を持てないのならば、まずはトレンド系YouTubeチャンネルで自信をつけてからでも遅くないですよ。
YouTubeリサーチ・狙いが外れると稼げない
特化系YouTubeチャンネルは手離れが良くて収益も安定しやすい傾向にありますが、これはYouTubeリサーチがうまくいっていることが大前提です。
どれだけ手間をかけて動画コンテンツを作っても、需要のないキーワード・ジャンルばかりで投稿していてはいつまでも伸びることはないでしょう。
YouTubeチャンネルを伸ばした経験がないのであれば、最初から特化系YouTubeチャンネルに挑戦するのはリスクが非常に高いです。
というわけで、今回の記事では「特化系YouTubeチャンネルの特徴・YouTubeリサーチ・チャンネル運営のポイント」などをまとめて解説していきました。
ただ、いきなり長期的な目標を持って黙々作業することが難しいですから、YouTube初心者の方であればトレンド系YouTubeチャンネルから始めてみるのもアリです。
トレンド系YouTubeチャンネルだとネタ選定・動画作成の作業から抜け出せませんが、上手くいけば1チャンネルで月間100万円以上の収益を上げることも可能です。
>>【トレンド系YouTubeチャンネル】リサーチのコツ&運営するポイント&注意点
こちらでは、YouTubeアフィリエイト初心者に向けた記事をまとめています。
>>【YouTubeアフィリエイトの初心者】チャンネル開設から動画投稿までの3ステップ
これからもTwitterやYouTubeでも、YouTube新機能などを含めた最新のYouTubeノウハウを実践しつつ解説していきますので、ぜひフォローお願い致します。