YouTubeで収益を得るためには、チャンネル登録者数や視聴回数、総再生時間が一定以上なければいけません。
そのために YouTuber は動画の視聴者数を増やすため、視聴者の興味を引くような動画の内容を追求します。
ただし、動画コンテンツの内容が定められた規約に反する場合アカウント停止などのペナルティ処置を受けることがあります。
今回はその規約違反となる動画の内容やジャンル、およびキーワードについて解説したいと思います。
こんにちは。アツシ@YouTube専門家です。
この記事を書いている2019年11月18日(月)の時点では、チャンネル運営状況は以下の通りとなっています。
- 非公開チャンネルA(収益化済み):27600人
- YouTube専門家(収益化済み):8750人
- 非公開チャンネルB(収益化済み):3810人
- 非公開チャンネルC(収益化済み):2230人
- 非公開チャンネルD(収益化済み):1450人

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それでは早速、本題に移っていきましょう。
YouTube規約違反となる動画内容
性的・暴力的・イジメ・差別的な内容

性的な内容、暴力的な内容、いじめや差別的な内容、未成年には相応しくない危険な内容の動画は許可されません。
- 動画の内容が、胸、おしり、性器が大部分を占めている。
- わざと視聴者が性的興奮をするようなポーズをとっている。
- 下品な言葉やみだらな言葉が動画で使用されている。
- 公共の場で受け入れられないような最小限の衣服しか身に着けていない。
性的満足を意図した露骨な映像(ポルノなど)は、YouTube で許可されていまん。
フェティッシュを含む動画は、削除されるか、年齢制限が設けられます。
暴力的、生々しい、あるいは侮辱的なフェティッシュは、ほとんどの場合に許可されません。
大まかに次のような例が挙げられます。
- ポルノ以外の映画、ショー、その他の映像から、性的な部分を抽出したクリップ。
- 痴漢行為、ズボンを下ろすこと、公共の場でのマスターベーション、スカート内盗撮、のぞき行為、露出、同意なしに相手を性的対象化するその他の映像。
- 性的満足を目的として、ヌードや性的なテーマを含む映像を集めた再生リスト。
- ダンサーの性器、臀部、胸部に焦点を当てた挑発的なダンスの映像。
- レイプをあらゆる形態で性的対象化する映像、または脚色されたレイプシーンのクリップを集めた映像。
- 性的満足を目的とする性行為の音声やテキストによる描写。
- 性的満足を目的として体液や尿などの排泄物を示す映像。
- 注入や食事など日常的なものや場面を、性的満足のために使用した映像。
- 血が流れるような残虐な暴行シーンがある。
- 暴力や残虐行為が動画の内容の大部分を占めている。
具体的に次のような例が挙げられます。
- 個人または特定のグループの人々に対する暴力行為を扇動する映像。
- 未成年者が関わるけんかの映像。
- 交通事故、自然災害、戦争直後の状況、テロ攻撃直後の状況、路上でのけんか、暴行、性的暴行、侮辱、拷問、死体、抗議行動や暴動、強盗、医療行為などを含み、視聴者に衝撃や不快感を与えることを目的とする映像、音声、画像。
- 視聴者に衝撃や不快感を与える目的で、血液や嘔吐物などの体液を描写した映像または画像。
- 動物に不必要な苦痛や危害を故意に与える映像。
- 人間が動物同士の戦いをけしかけたり、強制したりする映像。
- 上記に該当する映像を脚色した(または架空の)映像で、それが脚色されているのか(あるいは架空なのか)を判断できる十分な情報が視聴者に提供されていないもの。
- 特定の場所に行って暴力を振るったり、特定の時間に暴力行為を犯したり、特定の個人や団体に危害を加えたりするよう扇動するもの。
- 未成年者同士による学校での実際のけんか(ただし、未成年者がプロレスごっこをしているだけで、それが視聴者にも明らかであれば許可されることがあります)。
- プロやプロが管理するスポーツイベントとまったく関係のない殴打や乱闘の映像。
- 人種、民族や出自、国籍、宗教に対する差別
- 性別、性同一性に対する差別
- 障害に対する差別
- 年齢に対する差別
- 従軍経験に対する差別
- 性的指向に対する差別
- 性同一性に対する差別
- 組織的な人種差別や疎外に結び付くその他の特性に対する差別
憎悪をあおる、差別を助長する、あるいは誹謗中傷する映像は許可されません。
具体的に次のような例が挙げられます。
- 他者に対する暴力を助長、美化、容認するもの。
- 個人やグループが非人道的である、劣っている、排斥に値すると他の人が信じるように促すもの。
- ヘイトグループまたはヘイトグループが使っているアイテムを宣伝するもの。
テロや暴力的な過激主義を促進する映像も許可されません。
具体的に次のような例が挙げられます。
- テロリスト グループによって制作された、またはテロリスト グループを支援するために制作されたもの。
- 要員募集を含む、テロ行為を助長するもの。
- テロ攻撃を称えるもの。
- 人種、民族や出自、国籍、宗教に対する差別
- 性別、性同一性に対する差別
- 障害に対する差別
- 年齢に対する差別
- 従軍経験に対する差別
- 性的指向に対する差別
- 性同一性に対する差別
- 組織的な人種差別や疎外に結び付くその他の特性に対する差別
- 未成年者を性的に描写しているもの。
- 未成年者が危険な行為に関与しているもの。
- 未成年者や視聴者の精神的苦痛を引き起こす可能性があるもの。
- 未成年者の視聴者にふさわしくないテーマが含まれているもの。
- 未成年者が関わるネットいじめや嫌がらせの映像や音声、画像。
また次のいずれかを含むコンテンツには年齢制限を適用されることがあります。
- 未成年者が真似をする可能性のある有害または危険な行為の動画。
- 成人向けであるが、家族向けと間違えやすい動画。
- 若年層の視聴者向けには不適切な言葉を含んでいる動画。
著作物(テレビ番組・映画・ラジオ音源・音楽・イラストなど)を使用した動画

自分の考えや気持ちを作品として表現したものを、創作した人に対して法律によって与えられる権利のことをいいます。
著作権は著作者人格権と著作権(財産権)に分けられ、それぞれさまざまな種類の権利があります。
- 小説、脚本、論文、講演そのほかの言語の著作物
- 音楽の著作物
- 舞踊または無言劇の著作物
- 絵画、版画、彫刻そのほかの美術の著作物
- 建築の著作物
- 地図または学術的な図面、図表、模型そのほかの図形の著作物
- 写真の著作物
- 映画の著作物
- プログラムの著作物
- 二次的著作物
- 編集著作物、データベースの著作物
YouTube規約違反となるジャンル

テキストスクロール動画・スライドショー動画
文章を、適宜改行して映画のエンドロールのように下から上に流すだけの動画
ボイスロイドを使った動画
音声合成で オリジナリティの低いテキストなどを読まさせただけの動画
ゆっくり実況動画
映像の動きが少なく、スライドショー的でゆっくりとした音声合成ナレーションの動画
再利用された動画
許可なく他人のコンテンツを再アップロードした動画
繰り返しの多い動画
チャンネルに繰り返し部分の多い動画を大量に投稿したり、
動画の再アップロードを幾度も繰り返したりすることは認められません。
YouTube規約違反となるキーワード

- 死
- 殺人
- 自殺
- 薬
- 原発
- 核兵器
- テロに関わるもの
1から3は確実に規約違反と違反となります。また、内容が「死」に関係していなくても規約違反となる場合があります。
「薬」は違法薬物と解釈され規約違反になることがあります。
「核」に関するものは平和利用のものであっても規約違反対象になるようです。
世界的に脅威をもたらす「テロ」に関する ワードは 規約違反になります。
まとめ
2019年4月から6月にかけてYouTube のコミュニティガイドラインに違反したと思われる400万を超えるチャンネル、それらの動画も合わせてなんと7,800万本近くが削除されました。
違反警告システムは人間と機械を組み合わせて不適切なコンテンツを排除する精度を上げています。
重要なことは、安易に人の真似をせずオリジナリティのあるコンテンツにすることです。
というわけで、今回のブログ記事では「YouTube収益を剥奪される可能性の高いジャンル・キーワードなど」について解説していきました。
YouTube動画の再生回数を増やす上で重要となる「関連動画」の考え方については、以下のブログ記事を参考にしてください。
>>【YouTubeのSEO】再生回数・関連流入を増やすコツ6つ!説明欄・カード・再生リスト・終了画面・タグ・ハッシュタグの最適化
こちらでは、YouTubeアフィリエイト初心者に向けた記事をまとめています。
>>【YouTubeアフィリエイトの初心者】チャンネル開設から動画投稿までの3ステップ
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