- YouTube収益化の審査に落ちた原因は?
- 収益化の審査中が終わらない際の対策は?
- 収益化できないチャンネルの使い道は?
YouTube収益化の条件をクリアして収益化申請を出しても、いつまでもYouTube収益化の審査中が終わらない・審査に落ちる場合もあります。
収益化審査が通らないYouTubeチャンネルには共通する原因がありますから、早めに対策することでYouTube収益化を達成可能です。
結論をお伝えすると、以下の通りとなります。
下記の記事内容では、より詳しく解説していきます。
- 動画クオリティを高めれば収益化審査に通る
- チャンネル整備すれば収益化審査に通る
こんにちは。アツシ@YouTube専門家です。
この記事を書いている2019年7月12日(金)の時点では、チャンネル運営状況は以下の通りとなっています。
- 非公開チャンネル(収益化済み):16222人
- YouTube専門家(収益化済み):5211人

Twitterでは1ヶ月で1万人登録を達成するまでに実践したノウハウ、1チャンネルで月収100万円以上を達成させた記事ネタの選び方などを発信中です。
ぜひお気軽にリプやDMで絡んでもらえると嬉しいです。YouTube運営に関する質問に関してもTwitterやLINEでお気軽にご相談ください!
それでは早速、本題に移っていきましょう。
YouTube収益化の審査とは?

YouTubeでは収益化条件が数回にわたって見直されてきましたが、2018年1月17日のアップデートから現在まで、以下の収益化条件が設定されました。
- 登録者1000人以上
- 総再生時間4000時間以上(過去1年間)
新たなチャンネルが収益化を有効にするためには過去 12 か月間の総再生時間が 4,000 時間以上であり、かつ、チャンネル登録者数が 1,000 人以上いることが必要となる新しい条件を設けます。
ただ、今後はGoogleアドセンスだけでなく、他にも収益源を確保することでYouTubeからの収益を安定化させることができます。
以下のブログ記事では、Googleアドセンスに頼らない収益化の条件を7つご紹介しています!ぜひチェックしてみてください。
>>【2019年】YouTubeを収益化させる条件7選!収益化できないチャンネルで稼ぐには?
このように、YouTube収益を得るにはAdSense広告がメインになりますが、まずチャンネル収益化の条件をクリアした上で審査に通らなければなりません。
数年前にはブログ記事をコピペしただけのテキストスクロール動画というものが流行っていましたが、こうした低品質な動画・チャンネルを淘汰する目的があるようです。
このために、まずはチャンネル登録者数と総再生時間から足切りをした上で、さらに目視で収益化するかどうかを判断する流れになっています。
収益化審査にかかる期間
ここで問題なのが、YouTube収益化審査を申請しているにも関わらず、いつまでも審査が終わらない状況が2018年後半まで続いていました。
YouTubeチャンネルは毎日数え切れないほど新規開設されていますし、目視でしっかり確認するからこそ審査結果が出るまで時間がかかっていたようです。
ですから、YouTube収益化の基準を満たせば、すぐにYouTube収益が稼げるようになる!とは思わないようにしておきましょう。
オリジナルな内容で教育的価値がある!といったYouTubeパートナープログラムの内容に即したチャンネルであるかがジックリ時間をかけられて判断されています。
そこで、自分の運営チャンネルでは どのくらいの審査期間がかかったのかをご紹介していきます。
2019年1月・5月の審査期間は?
自分が運営しているYouTubeチャンネルは複数あるのですが、その中でも2019年7月時点で収益化しているチャンネルは2個あります。
それぞれ、2019年1月・5月に収益化条件をクリアしたのですが、どちらも収益化条件を達成してから5日間ほどで収益化審査に通りました。
つまり、2019年7月時点であれば、収益化条件をクリアすれば1週間以内には収益化審査が通る可能性が非常に高いということですね。
ですから、せっかくYouTube収益化条件をクリアしたにも関わらず、収益化審査に落ちた・審査中が終わらないという状況であれば何かしら問題があるはずです。
そこで以下では、YouTube収益化の審査に落ちた原因・審査中が終わらない場合の対策をお伝えしていきます。
YouTube収益化の審査に落ちた原因とは?

静止画ばかりで動きがない
YouTubeパートナープログラムの審査に落ちる一番の原因は、「動画コンテンツが静止画ばかり」というものですね。
なぜなら、以前に流行していたテキストスクロールというコピペコンテンツが量産されていた時期があり、これら低品質コンテンツと同一視されてしまっているからなのです。
YouTubeは機械的に量産されたコンテンツを嫌っており、「再利用されたコンテンツ」だと指摘された場合は、この理由だと考えられます。
これに対する簡単な対策としては、静止画にもエフェクト・トランジション・テロップを加えることで動きをつけることですね。
静止画がメインのマンガ動画でも、これらの方法で動画に動きをつけることで収益化できているYouTubeチャンネルはたくさんあります。
もしくは、有料で動画素材を購入すれば、動きのある動画コンテンツを手軽に作成することもできます。
Twitterでも有料・無料のオススメな動画素材サイトをまとめて紹介しています!
プロ向けの動画素材サイト10選!
◆有料
・ShutterStock
・PIXTA
・MotionElements
・Videezy◆無料
・Pexels Videos
・Mazwai
・videplay
・OrangeHD
・NHKクリエイティブライブラリー
・ライフィンマテリアル動画素材を使うと、動画編集の初心者でもプロのような仕上がりにできてオススメ!
— アツシ@YouTube専門家/バンコク🇹🇭 (@atsushithai) 2019年7月13日
機械音・ナレーション音声がない
AI音声も機械音として一緒くたに誤認されてしまい、収益化対象外となる可能性があります。
Twitterでも有料・無料のオススメな音声読み上げソフトを紹介していますが、無料の音声読み上げソフトでは収益化されないリスクが高いです。
もし音声読み上げソフトの活用を検討されているのであれば、その時点で最も肉声に近い高品質な読み上げソフトを使うようにしましょう。
【優良】音声読み上げソフト5選!
◆無料
・テキストーク
・SoftTalk(ソフトーク)
・棒読みちゃん◆有料
・VoiceROID+
・かんたん!AITalk3音声読み上げソフトを使えば、無料でナレーション音声を作成できる!
ただし、無料ソフトだと棒読み感が出てしまうから、より質を求めるなら有料を。— アツシ@YouTube専門家/バンコク🇹🇭 (@atsushithai) 2019年7月13日
もしくは、あなたの地声でナレーションするか、プロのナレーターさんに音声の読み上げを担当してもらうといいですね。
既存コンテンツのコピーばかり
ブログ記事やテレビ番組、アニメ、他人がアップロードしたYouTube動画には著作権があり、転載動画・コピペ動画は著作権の侵害にあたります。
著作権を侵害したと判断される動画コンテンツは削除対象になりますし、削除されなかったとしてもYouTube収益を得ることは期待できません。
こちらのいじりネタ系ホモよりひとさんのチャンネルのように、動画を画面の一部に表示させて物申す系のYouTuberは2019年7月時点でもチャンネルは維持できているようです。
ただし、YouTube動画をいくつか再生してみても、広告が全く表示されていないので2019年7月時点では一時的に収益化剥奪の対象になっているかもしれません。
他にも、アイチャンネルという映画の一部分をピックアップして概要を面白おかしく解説する人気チャンネルがあったのですが、2019年7月時点ではチャンネルが削除されていました。。。
お気に入りのYouTubeチャンネルの一つだったので、削除されてしまい結構ショックでした。。。
このように、現時点で動画削除・チャンネル削除されていないからといって、これからも稼ぎ続けられる訳ではない!ということは覚えておいてください。
【2019年】YouTubeで稼ぐ仕組み・方法とは?でも話しているのですが、YouTubeプラットフォームを使わせてもらっている立場であることを認識すべきです。
YouTube運営の意向に沿わなければペナルティを受けますし、動画の大量削除・チャンネルの一発削除といったリスクもあります。
続いては、YouTube収益化の条件を満たしているのに、収益化審査がスムーズに通らずに長期化している場合の対処法をお伝えしていきます。
YouTube収益化の審査中が終わらない場合の対策

前述している通り、2019年7月時点では収益化条件が満たされた新規チャンネルに関しては、1週間経たずに収益化されるケースが数多く確認されています。
その一方で、YouTube収益化の審査中という状態が長いなら、何らかの問題や不都合なことがあると考えるべきでしょう。
YouTube収益化の審査がいつまでも終わらない・遅い場合には、YouTube運営にとって好ましくない動画コンテンツが多いことが原因と考えられます。
パフォーマンスの悪い動画の削除
まずはじめに取り組むべきことは、パフォーマンスの悪いYouTube動画を削除することです。
YouTubeチャンネルでパフォーマンスの悪い動画は削除すべき!
・再生回数の伸びが悪い
・低評価、アンチコメントが多い
・平均視聴維持率が極端に悪いこうした動画コンテンツが多いと、YouTubeチャンネルの収益化審査に落ちたり、審査が長期化するリスクが高まる。
— アツシ@YouTube専門家/バンコク🇹🇭 (@atsushithai) 2019年7月13日
具体的に言うと、上記のような条件に当てはまるYouTube動画はパフォーマンスが悪いと言えるでしょう。
あまり再生回数が伸びていない動画コンテンツばかりのチャンネルだと、YouTubeチャンネルも審査にかける時間が勿体無いので後回しにされがち。。。
チャンネル登録者が1000人を超えているチャンネルであっても、再生回数がグングン伸びている方が優先的に審査が通りやすい傾向にあります。
こうした理由から、再生回数などが伸び悩んでいる動画コンテンツの割合を減らすために、パフォーマンスの悪い動画コンテンツは積極的に削除しましょう。
動画クオリティの向上
オリジナルの動画コンテンツであっても、動画クオリティが低すぎるとYouTube収益化審査が通らないケースも増えてきました。
たとえば、自分自身で書き上げたブログ記事を使って、テキストスクロール動画を作ったとしても編集レベルが低いすぎるという理由で収益化対象外となる可能性が高いです。
ですから、これからYouTube収益化を狙うのであれば、動画編集に凝って時間をかけてコンテンツを作り上げていくようにしましょう。
YouTube動画の質を高める簡単な3つのコツ
・スマホでオリジナル動画を撮影する
・自分の声でナレーションを入れる
・視聴しやすいようにテロップを充実させるまず気づいて再生してもらえうことが第一だけど、再生数が増えてきたら動画クオリティも上げることで登録率を一気に高められる。
— アツシ@YouTube専門家/バンコク🇹🇭 (@atsushithai) 2019年7月13日
すぐ簡単に実践できることとしては、上記のようなものが挙げられます。
新規チャンネルの開設&運営
YouTube運営をサポートさせて頂いているメンバーには、既存チャンネルの修正・改善と並行して新規チャンネルの開設&運営もオススメしています。
優良な動画コンテンツを投稿している限り、新規チャンネルであれば収益化条件が満たせさえすれば1週間かからずに収益化を達成できることがほとんどです。
ですから、いつまでも収益化できないチャンネルにこだわり続けるよりも、新しいチャンネルを1から作り直したほうが効率的なケースも多いです。
そもそもチャンネルを1つしか所有していないと、チャンネル削除されてしまうとYouTube収益が一気にゼロになってしまうリスクがあります。
こうしたリスクを軽減するためにも、収益化審査を待っている間にサブチャンネルも育てておくことを強くオススメします。
それでは反対に、YouTube収益化審査がスムーズに承認されるチャンネルの特徴も見ていきましょう。
YouTube収益化審査がスムーズなチャンネルとは?

一言で言えば、YouTubeに感謝・応援されるような動画コンテンツを配信しているチャンネルと言えます。
スムーズに収益化するチャンネルの特徴
・動画に教育的価値がありクリーン
・再生回数が高い水準で維持されている
・YouTubeにとってメリットがあるチャンネル収益化とは、あなたの動画にYouTube運営が責任を持つということ。だからこそ、健全かつ価値ある発信をしていれば即収益化できる。
— アツシ@YouTube専門家/バンコク🇹🇭 (@atsushithai) 2019年7月13日
チャンネルが収益化するということは、あなたの動画コンテンツに対してYouTube運営が責任を持つということ。
なぜなら、あなたの動画コンテンツに広告を載せることで、YouTube運営も収益を上げていくからです。
こう考えると、YouTube運営に感謝されながら運営できるチャンネルなら速攻で収益化審査が承認されるのは当然の結果ですよね。
再生回数が高い水準で維持されている
まずYouTube運営・チャンネル運営者のあなたとしても、広告収益を高めるために一番大切なことは再生回数を増やすことです。
ですから、とにかくバンバン再生される動画コンテンツが豊富にストックされているチャンネルなら収益化審査は非常にスムーズです。
YouTubeマネタイズ直後から月収20万円水準の収益
YouTubeは稼げないって言われてるけど、それは単純にやり方を知らないだけ。SNSとかで拡散・登録を呼びかけるよりも、YouTube上での自然集客のコツを掴む方が大切。
1000人登録を余裕で達成できる再生水準じゃなきゃ満足できるYouTube収益は稼げない。 pic.twitter.com/bKWtGvSZ1b— アツシ@YouTube専門家/バンコク🇹🇭 (@atsushithai) 2019年7月13日
自分の運営チャンネルも収益化直後から月収20万円水準のYouTube収益が発生しましたが、1日で10万回以上再生されて1日で1000人登録を超えられました。
その5日後にはチャンネル収益化となりましたので、再生回数を伸ばせれば収益化に困ることは基本的にないはずです。
動画に教育的価値がありクリーン
再生回数が伸びていても、YouTube収益化審査が終わらない・落ちたという場合には、動画内容に教育的価値があるか?クリーンか?を考えてみましょう。
たとえば、たとえ再生回数がバンバン伸びている動画であったとしても、Twitterで炎上して批判コメントが大量につくような動画もあります。
YouTubeに広告出稿している広告主の立場になって考えれば、炎上動画などで自社サービスなど紹介されたくないですよね?
このように教育的価値のなかったり、転載動画などクリーンでない動画コンテンツに関しては、再生回数が伸びていても収益化できないケースが多いです。
YouTubeにとってメリットがある
何よりも第一に考えるべきは、YouTube運営にとってメリットがあるかどうか?ということです。
YouTubeというプラットフォームを使わせてもらっている立場ですから、YouTube運営の目指す方向性に沿った動画コンテンツの作成が求められます。
反対に、テキストスクロール動画のようにYouTube規約に反する動画コンテンツを大量生産しても、動画・チャンネル削除されてしまうのがオチです。
まだ投稿されたことの無いような先進的な動画編集でコンテンツ作成してみたり、YouTube全体の動画クオリティを底上げできるような発信だと評価されやすくなります。
たとえば、日本人クリエイターとして3人目のYouTubeビデオコントリビューターとして選ばれた動画集客チャンネル/GoldenMonkeyTVもまさに典型例ですね。
動画編集スキル・動画作りのポイントなど、これからのYouTube動画の品質を向上できるような発信がYouTube運営に評価されているわけです。
それでは最後に、YouTube収益化審査を申請する方法をお伝えしておきますね。
YouTube収益化の審査を申請する際には、当ブログでは「従来のクリエイターツール」を推奨しています。
2019年7月現在では、YouTubeStudio(ベータ版)がデフォルト設定となっているので、以下のブログ記事を参考にして表示切り替えしておいてください。
>>「YouTubeStudio(ベータ版)」から「従来のクリエイターツール」へ戻す方法
YouTube収益化を申請する方法

チャンネル>収益受け取り

「従来のクリエイターツール」へアクセスしたら、チャンネルのメニューから「収益受け取り」を確認します。
すると、「有効にする」というボタンをクリックしてYouTube収益化の申請に進みます。
収益受け取りプログラム

収益受け取りプログラムというページへ移動するので、青色に表示されている「開始」というボタンをクリックします。
YouTubeパートナープログラム規程の確認・同意

すると、YouTubeパートナープログラムの規約が表示されるので、確認した上でチェックを入れてから「同意する」をクリック。
AdSenseへの申し込み

つづいて、AdSenseへの申し込み・既存アカウントとの連携をしていきます。

開始をクリックするとGoogleアカウントへのログイン画面が表示されるので、AdSenseを取得しているアカウントを選択して「関連付けを承認」してください。
もし既存アカウントがなければ、新規でAdSenseアカウントを作成することになります。
YouTube収益化の設定

続いては、YouTubeチャンネルを収益化する際の設定を進めていきます。

「開始」をクリックすると、上記のように表示させる広告の種類を選択する画面が表示されます。
特にこだわりがなければ、全ての広告タイプにチェックを入れておけば問題ありません。

すると最後に、YouTube収益化の条件が満たされているか確認する画面が表示されます。
こちらは収益化されていないYouTubeアカウントの状態ですが、現状と収益化の条件をチェックできます。
収益化条件が達成されると、自動的にYouTube収益審査に申請されることになります。
ということで、今回は2019年7月時点でのYouTube収益化の審査を受ける流れ・審査が終わらない・審査に落ちた場合の対策についてご紹介していきました。
YouTubeチャンネルの収益化条件は年々厳しくなってきており、収益化が剥奪されてしまうリスクもあります。
ただし、YouTube運営から感謝・応援されるような高品質な動画コンテンツを作り続けていけば、フェアに評価される土壌ができてきたとも考えられます。
また、必ずしもGoogleアドセンスによる動画広告だけでなく、ASPアフィリエイトやオンラインサロン、グッズ販売などによっても収益化は可能です。
あなたのチャンネル・方向性に合わせて、最適な収益化の流れを考え直してみてはいかがでしょうか?
以下のブログ記事では、Googleアドセンスに頼らない収益化の条件を7つご紹介しています!ぜひチェックしてみてください。
>>【2019年】YouTubeを収益化させる条件7選!収益化できないチャンネルで稼ぐには?
これからもTwitterやYouTubeでも、YouTube新機能などを含めた最新のYouTubeノウハウを実践しつつ解説していきますので、ぜひフォローお願い致します。