2020年5月時点において、最も有効なYouTubeSEOは「サムネ画像のクリック率」「視聴時間」を伸ばすことだと考えています。
実際に、上記のポイント2つを意識してチャンネル運営を継続していった結果、3月は300万円越え、4月は400万円越えと順調にYouTube収益が伸びています。
また、2020年5月時点では最高日給が30万円を超える日も出てきており、5月は700万円くらいで着地しそうなペースになっています。
詳しくはYouTube実績の毎月報告をチェックしてみてください!
というわけで、こちらの記事では「クリック率・視聴時間」を改善したことで、チャンネルパフォーマンスがどれだけ改善されてきたのか?
そして、クリック率・視聴時間を改善するための具体的な施策についてご紹介していきます。
クリック率・視聴時間の改善が最強なYouTubeSEO?
結論からお伝えすると、サムネ画像のクリック率・動画の視聴時間を伸ばすことが現時点における最強のYouTubeSEO対策だと言えます。
そもそもYouTubeチャンネルにアクセスを集めるには、いかに「あなたへのオススメ・関連動画」としてピックアップしてもらえるか?ということが重要になります。
「クリック率・総再生時間」を増やすとオススメされやすくなる!というのはYouTubeStudioでも明記されていますから信憑性が高いです。
YouTubeチャンネルへのアクセスを増やすポイントについて詳しく知りたい場合には、以下の記事を参考にしてください。
>>【YouTubeのSEO】再生回数・関連流入を増やすコツ6つ!
ただし、基本的なキーワード選定・良質な動画コンテンツであることはマストではあるのでご注意ください。
基本的なキーワード選定・良質な動画コンテンツを作る点においても押さえておきたい!という場合にはWEBセミナーを参考にしてください。
それでは以下で、運営チャンネルのチャンネルパフォーマンス推移についてアナリティクスデータを一部公開しつつご紹介していきます。
過去28日間でのチャンネルパフォーマンスの比較
まずこちらは「インプレッションのクリック率」の4月1日から5月10日までの推移になります。
劇的に改善しているわけではないですが、5月1日以降からは4月の平均クリック率以上をキープできていますね。
続いて、平均再生時間を見ていきましょう。
上記が4月1日から5月10日までの「平均視聴時間」の推移になります。
こちらも「インプレッションのクリック率」と同様に大幅に改善しているわけではないですが、着実に平均値が向上し続けています。
そして最後に、チャンネル概要を見ていきましょう。
視聴回数が5月1日に入ってから大幅に増えていることがお分かりいただけるはずです。
このように、「インプレッションのクリック率・平均再生時間」を少しずつでも良いので改善し続けられれば、チャンネル成長を加速できるのです。
ということで、ここまで読んでいただければYouTubeSEOにおいては「インプレッションのクリック率・平均再生時間」の改善が非常に重要だと感じていただけたはずです。
続いては、それぞれの数値を具体的にどのように改善していくのか?という対策について解説していきます。
サムネ画像のクリック率を改善させるには?
もし今までクリック率を意識せずに感覚的にサムネ画像を作成していたとしたら完全にNGですから、今日からクリック率の改善を意識して戦略的に作っていきましょう。
伸びているチャンネルのサムネ画像を参考にする
まず一つ目の方法は、あなたが運営しているYouTubeチャンネルと同じジャンルのライバルチャンネルのサムネ画像をチェックしてみましょう。
そうすると、同じジャンルで動画投稿しているチャンネルでも以下のように二極化していることに気づくはずです。
- 登録者数が少なくてもグングン再生回数が伸びているチャンネル
- 登録者数が多くても再生回数が伸び悩んでいるチャンネル
参考にすべきは言うまでもなく「前者」のYouTubeチャンネルですね!
ジャンルによってクリック率の高いサムネ画像のデザインは異なる
サムネ画像のデザイン・構成などを考える際に、まず意識すべきことは「取り組んでいるジャンル」によって最適解は異なるということです。
たとえば、2020年5月時点の漫画系・アニメーション系では、サムネ画像を2分割して動画本編に興味を持たせるようなデザインが好評となっています。
少なくとも3ヶ月に1度のペースでデザインを改良すべき
パフォーマンスの高いYouTubeチャンネルを参考にしつつサムネ画像を改善していけば、確実にクリック率は伸びていくはずです。
しかし、それで慢心するのではなく定期的にデザインをブラッシュアップし続ける継続努力が必須です。
WEBセミナーでも推奨していますが、少なくとも3ヶ月に1度のペースでサムネ画像のデザインは改善し続けるべきですね。
YouTubeの動画コンテンツの品質が向上するペースはブログ記事とは比較にならないほど早いですから、半年も同じスタイルで動画投稿しているとチャンネル評価は下がっていくはずです。
最新動画のクリック率が向上しているか毎回チェックすべき
サムネ画像のクリック率を改善していくためにも、動画パフォーマンスを動画投稿後に毎日見る癖をつけていきましょう。
YouTubeチャンネルを伸ばす上で毎日更新はやって当たり前、その上で動画パフォーマンスまでストイックにチェックしていくことで他チャンネルを追い抜くことができます。
このように、YouTubeStudioのダッシュボードにアクセスすると、最新動画のパフォーマンスを確認できます。
「インプレッションのクリック率」が改善しているのか確認して、向上していても伸び悩んでいても原因を考えて明日以降の動画作りに活かしていきましょう。
それでは続いて、平均再生時間を伸ばすコツについて解説していきます。
YouTube動画の再生時間を伸ばすコツは?

可能な限り再生時間の長い動画コンテンツを作る
どれだけ良質な動画コンテンツでも、そもそも再生時間が短いと視聴時間を伸ばすにも限界が出てきます。
たとえば、どれだけ情報量が盛りだくさんでテンポが良くて面白い1分動画だったとしても、同じ1分動画を10回も20回も視聴することはないですよね?
仮に、1分動画を10回視聴してもらえたとしても総再生時間は10分間にしかならないわけです。
一方で、ある程度のクオリティを維持しつつ30分ほどの動画を作れば、視聴維持率50%だったとしても平均15分間も再生してもらえる計算になるわけです。
加えて、視聴維持率は「クリック率・視聴時間」より重要性は低い印象ですから、まずは視聴維持率は度外視で積極的に長めの動画コンテンツを作って行ってみましょう。
こうすることで、どのようなポイントで視聴者が離れていくのか傾向が掴めてくるはずですから、ここから視聴維持率を改善していくとスムーズです。
冒頭1分間で視聴者の心を掴む!
ただし、視聴維持率は「クリック率・視聴時間」よりも重要性は低いとしても、あまりに視聴維持率が低いと動画パフォーマンスの足を引っ張ってしまいます。
また、再生時間だけ伸ばしても視聴されなければ意味はないですから、動画を長くしつつ視聴維持率の改善を同時並行で進めていけるとベストですね。
動画を最後まで視聴しよう!と感じさせること
では、具体的にどうすれば視聴維持率を改善できるか?ということですが、一言で言うなら「冒頭1分間で視聴者の心を掴む!」ということです。
動画ジャンルによって戦略が異なってきますので、学習系とエンタメ系に分けて解説していきます。
最後まで視聴すべき理由やベネフィットを伝える(ノウハウ系)
たとえば、こちらは学習系に分類されるマコなり社長の「自信を持てない人が「今すぐ」やるべき行動TOP3」という動画ですが、冒頭で以下のように視聴者に問いかけています。
あなたは自分に絶対の自信がありますか?
今0秒で心の中で「YES」と思わなかった人は、間違いなく今回の動画を見る価値があります。
このように冒頭で伝えると、自信のない視聴者は「動画を見てみよう!」という気持ちになりますよね。
この他にも、視聴者に最後まで動画を視聴したいな!と感じさせる細かい工夫も盛り込まれているのでチェックしてみてください。
本編の内容・オチまでの経緯が気になる(エンタメ系)
続いてはエンタメ系に分類されるラファエルさんの動画ですが、いつも動画の冒頭では見所が15秒ほどのダイジェストで紹介されています。
エンタメ系にもいろいろなジャンルが存在しますが、最近伸びているチャンネルでは共通して動画の見所のダイジェストを冒頭に持ってきていますね。
特にYouTube動画は最初の1分間で視聴者維持率が一番ガクッと下がる傾向にありますから、まず何としてでも1分間は視聴してもらえることを意識して動画作りすると良いですね。
簡単に再生時間を伸ばせる裏技4つ
ということで、ここまでは視聴維持率を高めるための対策を2つご紹介しましたが、理解はできても実践が難しいと感じるかもしれませんね。
実は、もう少し簡単に再生時間を伸ばすコツが4つほどございます。
再生時間を簡単に伸ばせるコツについてはWEBセミナーで解説していますから、もしご興味があればチェックしてみてください。